★ロックフェラー
石油ブームとの出会い1839年ニューヨーク州のリッチフォード(ニューヨーク市の西北125マイル)という小さな村で、のちの世界の石油王ジョン・D・ロックフェラーが生まれました。
父ウィリアムはドイツ系で、がっちりした体格、すぐれた鉄砲打ち、巧みな馬の乗り手、よく笑い、よくジョークを飛ばす、村でも人気のある人だったそうです。
ただ農業をきらい、よくいえば旅まわりの商人、悪くいえばいかさま師でした。
母はスコットランド系でカルヴァン派の伝統を忠実に守り、信仰が厚く、質素、万事控え目で黙々として働いたが、子供のしつけはきびしかったそうです。
この点では細身で小柄な長男は、父と体格的に異なっていたばかりでなく、気質の上でも明らかに母親の性格を受け継いでいました。