プラネタリウムで宇宙や天体について専門の解説を行う人を「プラネタリアン」といい、天体ファンにとっては憧れの職業の一つだ。
その主な仕事は、星座や天体の知識を来館者たちへ楽しく分かりゃすく解説することだが、上映内容の構成を行うことも多く、解説の中に最新の天文学の話題をどう取り入れて、見ている人たちに星座の魅力をどれだけ伝えられるかがポイントとなる。
プラネタリアンになるには、理系の大学へ進学して天文学を専門に学ぶという選択以外に、「理科」の教員養成過程がある大学の教育学部などへ進学して、そこで天文学を学ぶという選択肢もある。
またプラネタリウムの解説は、天文学の難しい専門知識よりも、古代の天文学とか星座にまつわる神話とかいった話題のほうが人気がある。
そうした知識を深めたければ、文系の大学で社会科学や人文科学を学ぶというのも一つの手段。
つまりプラネタリアンに必要な素養は研究者のような専門知識ではなく、プラネタリウムを訪れる人たちに楽しいひとときを提供するための幅広い知識なのである。